Stowe Ciderはサイダーの新しい可能性を創造することを目的に2013年に設立されました。

彼らの作るサイダーの特徴は、なんといってもそのドライなフレーバー。一般的に販売されているサイダーの半分以下の甘みを持つ辛口気味なサイダーを主軸としています。

また、プレスしたてのフレッシュなリンゴ果汁しか使わないことを信条にしており、サイダリーから250kmの範囲内で収穫されたフルーツのみを使用しています。

無添加でドライなサイダーをはじめ、リンゴ以外の果実、ホップ、ハーブ、メープルシロップ、さらには革新的な樽熟成技術を活用したサイダーなど常にユニークなレシピを開発しています。

もともとホームブリューイングから始まったStowe Ciderですが、今ではストウおよびバーモント州全体を代表するサイダリーとして存在感を示しています。

バーモント州はアメリカ合衆国建国の母体となったニューイングランド地区に位置し、イギリスから移民が渡ってきた1620年頃からサイダー作りが盛んでした。

バーモント州は品質の良いリンゴの産地として知られており、150種類以上もの品種が育てられています。2024年現在州内にはサイダリーが17社あり、地元民はもちろんのこと訪れる観光客にも高い人気があります。

Stowe Ciderのあるストウはバーモント州の中央、カナダとの国境から50kmほど南に位置し、人口はおよそ850人の小さな町です。冬になるとスキーリゾートや美しい山々を目当てに世界中から観光客が訪れ、夏にはトレッキングや登山、ラフティングといったアウトドアスポーツが盛んです。

Stowe Cider / ストウ サイダー

創業：2013年

拠点：バーモント州 ストウ

創立者： Mark Ray（マーク・レイ）